2024年11月の記事一覧
【中学部】高等部実習報告会見学
中学部全員が高等部実習報告会を見学しました。実習先でどんな仕事をしているのかを知るとともに、先輩方の報告する姿を見て、自分たちも発表するときにどんなふうにやるとよいのかについても学ぶことができました。また、前期も見学した生徒は、成長した先輩方の姿に刺激を受けていました。今回、学んだことは、それぞれの教科学習でこれから生かしていきます。
30周年記念壁面レリーフ
11月21日(木)美術家の蒔苗先生が来校しました。
蒔苗先生は、この度の記念式典で制作した壁面レリーフの構想、そして制作の指導してくださいました。
完成したレリーフを見るのは初めてだった蒔苗さん、「自分が想像した以上の出来です。」と笑顔でおっしゃってくださいました。
高等部授業体験が終わりました
中学生にとって本校高等部を知る機会となる授業体験も今日で終わりました。体験生は普段と違う環境でも精一杯学習に励み頑張っていました。また、それぞれの教科で、どのような学習をするのかについて話を聞く時間があり、中学までの学習との違いについても知ることができました。
進路希望実現を目指すステップとなった5日間でした。
【高等部】畑じまい、販売学習
青森も雪がちらつくようになり、高等部の職業で行ってる農作業も終わりの時期になりました。校内実習や職業の授業で畑を片付け、11月21日(木)には今年度最後の野菜の販売学習を行いました。今までの学習を生かし、落ち着いて丁寧な接客ができました。
【中学部】高等部授業体験
本校高等部の入学を考えている中学3年生を対象にした高等部授業体験が始まりました。
一日目ということもあり少し緊張している様子ではありましたが、どの時間も意欲的に学習をしていました。登校したら何をするか、高等部ではどんな学習や行事があるのか等、高等部の先生から教えてもらい中学までとの違いについて知ることができました。
高等部授業体験は22日(金)まで続きます。
【ICT支援】ロボットプログラミング選手権大会2024(北海道・東北地区大会)
11月14日(木)、「ロボットプログラミング選手権大会2024北海道・東北地区大会」が行われました。
大会は「プログラミングロボット『プロロ』を使用し、ロボット相撲を行う」もので、今年度は北海道・東北地区の病弱特別支援学校8校から14チームが参加しました。
今年度の事務局は、福島県立須賀川支援学校です。直接出向くのではなく、児童生徒が作成したプログラムが事前に事務局に提出され、対戦する様子をオンライン上で観戦します。
開会式では、それぞれの学校からチーム紹介があり、地域ごと、学校ごとの違いを知ることができました。本校からは中学部生徒が作成した青森県と本校および参加チームについての動画を放映しました。
本校からは2チーム参加し、児童生徒や職員は情報処理室や教室で観戦し、応援に興じました。2チームとも3回戦まで勝ち進み、小・中学部合同チームは惜しくも3位決定戦で敗退しましたが、高等部チームは準優勝となり、見事全国大会(1月31日実施)への切符を手にしました。
病気療養中という共通性をもちながら、リアルでは会うことがないかもしれない地域の児童生徒と、大会を通じて時間や場所を共有できた貴重な機会となりました。
【小学部】さつまいもを ほったよ!
小学部では、11月12日(火)にさつまいもを掘りました。6月に植えたさつまいも、みんなで水やりをして大切に育ててきました。
さつまいもが出てくると「うわぁ、やった~!」と歓声が上がったり、細くて小さい物がでてくると、「なんだこれ?!」と話し、みんなに見せたりしながら盛り上がり、たくさん収穫することができました。
【高等部】後期現場実習・校内実習が始まりました
11月11日(月)から、後期現場実習・校内実習が始まりました。
校内実習では、冬を迎える前に畑の野菜を収穫しました。少し肌寒い中ですが、集中して作業していました。午後には収穫した野菜をきれいに洗い、販売学習の準備をしていました。
校外の事業所で実習をしている生徒も最初緊張した面持ちながらもしっかり挨拶をして実習をスタートさせたようです。御多用の中、御協力いただいている事業所の皆様に感謝申し上げます。
実習や体験・見学等を通して職業に対する意識を高め、校内で学んだことを実践の場で発揮し、将来に向けた有意義な学習にしてほしいと思います。皆さんが事前学習で設定した目標が達成できるよう応援しています。
【高等部】後期産業現場等における実習および校内実習壮行会
高等部では、11月11日(月)から、「産業現場等における実習および校内実習」が行われます。前期に続けて今年度2回目の実習となります。
11月8日(金)、実習壮行会が行われ、生徒一人一人が実習に向けての決意を表明しました。「挨拶をしっかりする」「言われたことを正確に、作業を行う」「休まずに参加するために、体調を整える」など、前回までの実習を振り返りながら立てた目標を発表しました。
高等部主任からは、天台宗を開いた最澄のことば「一隅を照らす」を引用した話がありました。
校長からは、
「将来地域社会で生活するのに必要な力である、思いや考えを“適切に”伝える力(適切とは、例えば感情に任せた言葉ではなく、相手の気持ちを考え、場に合った言葉)を身につけてほしい」「働くことは事業所などにお世話になり、賃金をいただくということ。産業現場で実習を行う場合は、『賃金に見合う働き』や『雇いたいと思ってもらうために必要な行動』について、具体的なアドバイスをいただけるので、それを自分の力にしてほしい」
と激励の言葉をいただきました。
1週間~2週間の実習を終えて、成長した姿を見せてほしいです。
開校30周年記念レリーフと壁画を紹介します
こちらのレリーフは、開校30周年のお祝いの飾りとして、美術家の蒔苗正樹さんの御指導の下、全校児童生徒、教職員、青年学級生の方と、本校に関わるたくさんの人の力で作り上げ、アリーナの後方の壁に飾りました。新聞やパンフレットなどの紙を使って自由に形を作り、みんなの作品を合わせて一つの大きな作品にすることができました。
よ~く見ると、わかばちゃんや花、輪飾りなど工夫を凝らした様々なモチーフや思いが盛り込まれています。
次に壁画を紹介します。
こちらの壁画は、制作活動の時間にレリーフと並行して制作しました。今年度の若葉祭スローガン「30年の思いを紡いで 次なる 若葉へ」をイメージし、児童生徒の個性を色とりどりの葉っぱで表し、個性が調和し、未来に向かって大きく成長する様子を表現しています。
今年度は職員室前廊下に展示し、お客様にじっくりみていただけるようにしました。廊下で見ていると、「この葉っぱ、僕が描いたんだよ~!」など、制作の様子や裏話をいろいろ披露して盛り上がりました。